Delicious LibyraryというAmazon APIを利用したアプリを愛用している(MacBookのカメラで本やDVDのバーコードをピッとやるとAmazonから情報をとってきてDBに登録してくれる)のだが、数年越しの初のメジャーバージョンアップでガジェット・工具・おもちゃが登録できるようになったと聴いて、早速DL。
アプリフォルダにつっこんで、立ち上げたら、旧DBからの引き継ぎも自動的にやってくれた。1.0のときのライセンスも無事引き継がれたようだ。
んが、左側のペインにはいままでどおり、本、CD、DVDのライブラリしかない。ええーい、まずはピッとしてみよう、ということで愛機Lumix Fx35の箱のバーコードをピッ・・・・くるくるくる・・・・パカッ!
うおお〜〜〜!!
「Gadget」というライブラリが新たに作成されて、棚にカメラの商品写真が登録された!!
んが〜!!
バーコード万歳!
あと、すげーうれしかったのは、iTUnesライブラリというのが作られていて、iTunes内のアルバムをライブラリに自動登録してくれる!!
バーコードリーダーの精度も上がってる。
だけど、ギチギチ最新のOS求められました(10.5.3)。
windows版もありません。
Gizmodo Japan経由
ガジェットや工具も追跡できる!「Delicious Library 2.0」に触ってみた : Gizmodo Japan: "その「Delicious Library」にバージョン2.0登場。今度はギズモ読者が特に気に入りそうな3つの新カテゴリが加わりました。ガジェット・工具・おもちゃの追跡機能です!"
2008年5月30日金曜日
遠方から彼岸を知らせる
予備校からの友人ヒガシさんが
並の勢力を保ったまま
現在、福島あたりを北上中です。
先週の土曜日に東京を発って、
徒歩で仙台まで、
1日50キロ歩くとして、
仙台まで7日とちょっとの行程。
学生の夏休みかっつの。
しかし、
こんなにじわじわと訪れられたことはないので
(まあ普通ないと思うが)
まさに台風がやってくるのを待つような
なんだかへんなかんじだ。
白河の関を越えたと連絡があったときは、
なんだかちょっと征伐されちゃいそうな
ドキドキ感さえあった。
ひとくちに7日っていうけど、
新幹線なら1時間半の距離が
人力だと7日の距離になっちゃうんだから
僕たちの時空に対する感覚が
昔とはいかにかけ離れているかってことだ。
それは単に狭いとか広いとか
速いとか遅いとかの感覚のことじゃなくて、
たぶん「価値」に対する感覚が
全然ちがったろうな、ってことでもある。
「資本主義」を否定するとき
じゃあ貨幣以外のどんなもので
価値をはかるのか、って実は
考えてみたことなかった。
どこかで、価値を計る貨幣以外の別の
単一のスケールを想定しちゃっていた。
(要するに結局「貨幣」だ)
資本以前の価値、それは、
肉体的な負荷、というか人力的な
単位だったのかもしれないな。
いや、単位というか
価値そのもの=体感だったろう。
自分を外部から眺めるなんてこと
しなくてもよかったろう。
価値そのもの、かぁ・・
すばらしい官能の世界であったろうな。
しかしそれらの感覚は
tip of tongueというか、
実感されかけてするりと逃げていく。
我々は本当に「貨幣以前の身体」に
戻れるだろうか。
オングが体感させてくれた
「文字以前の身体」の不可能性に照らせば
やっぱり、
もうそれは無理なのかもしれない。
並の勢力を保ったまま
現在、福島あたりを北上中です。
先週の土曜日に東京を発って、
徒歩で仙台まで、
1日50キロ歩くとして、
仙台まで7日とちょっとの行程。
学生の夏休みかっつの。
しかし、
こんなにじわじわと訪れられたことはないので
(まあ普通ないと思うが)
まさに台風がやってくるのを待つような
なんだかへんなかんじだ。
白河の関を越えたと連絡があったときは、
なんだかちょっと征伐されちゃいそうな
ドキドキ感さえあった。
ひとくちに7日っていうけど、
新幹線なら1時間半の距離が
人力だと7日の距離になっちゃうんだから
僕たちの時空に対する感覚が
昔とはいかにかけ離れているかってことだ。
それは単に狭いとか広いとか
速いとか遅いとかの感覚のことじゃなくて、
たぶん「価値」に対する感覚が
全然ちがったろうな、ってことでもある。
「資本主義」を否定するとき
じゃあ貨幣以外のどんなもので
価値をはかるのか、って実は
考えてみたことなかった。
どこかで、価値を計る貨幣以外の別の
単一のスケールを想定しちゃっていた。
(要するに結局「貨幣」だ)
資本以前の価値、それは、
肉体的な負荷、というか人力的な
単位だったのかもしれないな。
いや、単位というか
価値そのもの=体感だったろう。
自分を外部から眺めるなんてこと
しなくてもよかったろう。
価値そのもの、かぁ・・
すばらしい官能の世界であったろうな。
しかしそれらの感覚は
tip of tongueというか、
実感されかけてするりと逃げていく。
我々は本当に「貨幣以前の身体」に
戻れるだろうか。
オングが体感させてくれた
「文字以前の身体」の不可能性に照らせば
やっぱり、
もうそれは無理なのかもしれない。
"声の文化と文字の文化" (ウォルター・J. オング, 林 正寛, 糟谷 啓介, 桜井 直文, Walter J. Ong)
2008年5月26日月曜日
土の感触
情熱大陸にでてた
フランスの三つ星レストラン
「レジス・エ・ジャックマルコン」
人口200人の村の
丘の上にぽつんとたっている
食材は普通に村の市場で仕入れ、
ハーブはその辺に生えてるやつを
もぎってくる
そうだよ。これなんだ。
限られた地域のそれらの全体が
資本とはもっとも遠いところで
そのレストランを成り立たせている。
(かつ三つ星として)
俺らには「青い鳥レストラン」があるぜ
と、すぐさま思い出して、
胸のすく思いがしたけど、
こういうものが、
津々浦々とは言わないまでも
行く先々にあるくらいに
増えるといい。
「グローバル」な
抽象的オブセッションに
飲み込まれたとしても
そこらでもぎってきたものを
おいしく気持ちよく食べることが
できるなら、少なくともぼくは
そこで正気を保つことが出来そうな気がする。
フランスの三つ星レストラン
「レジス・エ・ジャックマルコン」
人口200人の村の
丘の上にぽつんとたっている
食材は普通に村の市場で仕入れ、
ハーブはその辺に生えてるやつを
もぎってくる
そうだよ。これなんだ。
限られた地域のそれらの全体が
資本とはもっとも遠いところで
そのレストランを成り立たせている。
(かつ三つ星として)
俺らには「青い鳥レストラン」があるぜ
と、すぐさま思い出して、
胸のすく思いがしたけど、
こういうものが、
津々浦々とは言わないまでも
行く先々にあるくらいに
増えるといい。
「グローバル」な
抽象的オブセッションに
飲み込まれたとしても
そこらでもぎってきたものを
おいしく気持ちよく食べることが
できるなら、少なくともぼくは
そこで正気を保つことが出来そうな気がする。
2008年5月20日火曜日
ABCといえば
六本木は外国みたい
香水のにおいが染みついて
体臭化してしまったかのようなあの
ヨーロッパの感じ
貫禄がついたというか
どんよりと今にも落ちてきそうな曇り空
残念だったけど2次会をパスして
けどやっぱりふらりとABCへ
あー、このステップ・フロア!
僕にとってABCはやっぱりここだ。
問題意識の熱がまだ冷めないからだろうか、
いろんな本を引き当ててしまう。
『理解の秘密』
『人を賢くする道具』
『人はなぜ話すのか』
『肉中の哲学』
『生物がつくる<体外>構造』
『文藝別冊、大瀧詠一』
お買い上げ。チ〜ン!
(最初の三冊は、
イシス編集学校の「三冊屋」という
企画でセットになっていた。
人を賢くする道具、はダブリ)
最後のはついでっぽいが、
内田樹先生と大瀧詠一御大のロング対談が
かねてより気になっていたのである。
帰りの電車で読んできたんだけど、
沁みる。沁みまくる。
しかしまあ今回特に天啓を感じたのは、
人の認識が外部リソースを必要としている、
ということを形にしなければ、ということに
迫られていたところなので、笑っちゃうほどタイムリー。
延長された表現系の「生理学」って!
ツボすぎる。
ほんとびっくり。
香水のにおいが染みついて
体臭化してしまったかのようなあの
ヨーロッパの感じ
貫禄がついたというか
どんよりと今にも落ちてきそうな曇り空
残念だったけど2次会をパスして
けどやっぱりふらりとABCへ
あー、このステップ・フロア!
僕にとってABCはやっぱりここだ。
問題意識の熱がまだ冷めないからだろうか、
いろんな本を引き当ててしまう。
『理解の秘密』
『人を賢くする道具』
『人はなぜ話すのか』
『肉中の哲学』
『生物がつくる<体外>構造』
『文藝別冊、大瀧詠一』
お買い上げ。チ〜ン!
(最初の三冊は、
イシス編集学校の「三冊屋」という
企画でセットになっていた。
人を賢くする道具、はダブリ)
最後のはついでっぽいが、
内田樹先生と大瀧詠一御大のロング対談が
かねてより気になっていたのである。
帰りの電車で読んできたんだけど、
沁みる。沁みまくる。
しかしまあ今回特に天啓を感じたのは、
"生物がつくる〈体外〉構造―延長された表現型の生理学" (J.スコット・ターナー)
人の認識が外部リソースを必要としている、
ということを形にしなければ、ということに
迫られていたところなので、笑っちゃうほどタイムリー。
延長された表現系の「生理学」って!
ツボすぎる。
ほんとびっくり。
2008年5月17日土曜日
エジソンバンド
僕にとっての書見台の歴史は
使ってみてがっかり、の歴史だ。
とにかくいかん
開きにくい本を開きながらの作業の
うざさ解消のために使ってるのに、
ページがめくりにくいので
輪をかけてうざくなる、
というか、もっと肝心な部分で
思考を止めてしまう感じがする。
でも、仕事柄本を開きながらの作業は多いので
いつも欲していることはいて、
がっかり感を忘れた頃にまた買ってしまって
またがっかりする自分に腹を立てたりする。
が、今回こそは、そのスパイラルから
抜けられそうな気がする!
その名も「ほんたった」
「ダブル」ってあたりが、
米国特許取得ってあたりが、
たのもしくね?
ね?
本日、株式会社エジソンより
発送された旨メールがあったのですが、
「エジソン」という固有名に
何事か言わせようとしている
古式ゆかしい感じがなんか、
ヤってくれそうじゃん?
っていうか、滝田ゆうの
『寺島町奇譚』のビリヤード屋の親父の
エジソン・バンドを思い出して、
北東京テイストにやられちゃったんだよね。
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