2008年3月31日月曜日

Fly me to that day

ANAのフライトでの楽しみは、
「ベストヒットUSAタイムマシンスペシャル」

ベストヒットUSAには、
タイムマシ~ン、という
過去の名曲を紹介するコーナーが
あったんだけど、'80初頭にPVが登場して
盛り上がった最初のMTV eraが
タイムマシ~ンの対象になろうとはね。

今回は
"Purple rain" Prince
"Every breath you take" The Police
"Under the bridge" Red Hot Chili Pppers
"Down under" Men at Work
"Lay your hands on me" Thompson Twins
という、この機内でおれ以外の誰が?
というラインナップで(いや、乗るたびそう思ってるんですけど)
プレイバック回数機内1位の自信絶対あり。


特に今回はUnder the bridgeにはまった。
毒々しい紫や緑のダブルトーンのPVが
巻き返し繰り返しLCDにいつでも映っているので
隣の人はやや不気味だったかもしれない。

キーディスも、フリーも、フルシアンテも若い若い。

クラブクアトロに最初に来たのはいつだったかなー
(行ってもいないのになぜかすごく憶えてる)
フルシアンテが突然帰国脱退しちゃったのは
そのときではなかったか?

とにかくサビの部分は心の中で
(時に、騒音に紛れて口にだして)
そしてココロから、大合唱なのであった。

I don't ever want to feel
Like I did that day
Take me to the place I love
Take me all the way



なお、「ポッパーズMTV」の
機内復活をここに希望するものです。

2008年3月18日火曜日

昔ブリーチ、今うんち

ロクスケが話題のウィルス性胃腸炎にやられた。


本当に有り難いことに、

野菜をがりがりたべて
ご飯をぱくぱく食べて

熱をだしたのは、えーと、半年前?
ってくらい病気をしないので、

(もりもり食べて、心も体も健康なら、
本当にそれだけで十分だ、と心の底から思う。
「健全な肉体と精神にヘンタイは宿る」
というのがみぃこと交わす合い言葉だ)

布団にふせって、
ほっぺたを上気させて
うんうん言ってるのは
めずらしくてちょっとかわいい。
(普段いちびり倒しで
うんざりしてるからというのもある)


普段は最低限必要な場合しか
除菌殺菌消臭関係をしないのだが、

ま今回は必要でしょうということで、
あちこちでびゃーびゃーやって
汚れてしまったものは塩素殺菌などする。
(菌じゃないけど)


塩素は嫌い。

あのにおいには
殺菌作用?確かにっ、と納得させられる、
生命からすごく遠いものを感じる。
(っていうか化学兵器だし)

なんかこう、身体の深いところからくる
嫌悪感がある。


しかしその嫌悪の中に、わずかに
甘美な薫りがあるのはなんでだろ?

とひっかかるものがあって
ふと思い出したのが

高校のときやってた
ジーンズのブリーチ。


下北のシカゴで安い501買ってきちゃあ
風呂場でハイターぶっかけてた。

ありゃ一体なんだったんだ?


ある種タナトス、的な?(笑)

2008年3月12日水曜日

反対の反対の反対

自民党の日銀総裁案が
参院で民主に否決された。

政治に暗い僕ですが(だからこそ?)、
さすがにわけがわからん。

福田さんも
「なんでだめなんだかよーわからん」
と言っていたが、
こればかりはホントですよ。

「困りますね」
ホント、困るしかない。


小沢さんは、副総裁候補だけにマルをした。

「とりあえず副総裁を執務可能にすることで、
反対のための反対ではないと
国民には理解いただけるはず」

とのことなのだが、
さすがにこれには笑ってしまった。


というのも政策を背景にした反対なら
わざわざこんなことを言わなくても
いいはずだからだ。


反対のための反対ではないことを
理解してもらうために副総裁だけにはマルをする、

という形式的な決定が成り立ってしまうということで、
実は、総裁案反対には別に政策的な理由はない
ってことを明らかにしちゃってる。


本人たちがそれに気づかないのみならず、
それが指摘されているのを寡聞にして聞かないので、
そのへんは面白いねぇ。


それはたぶん、二大政党制が、反対のことを
言い合う2つのパーティがぎったんばっこん
シーソーゲームを繰り返すことなんだ
というふうに理解されてるからだろう。

だけどその一般的見解に僕は違和感がある。

政権変わるたびに、
ぎったんばっこんされたら
たまらない。


実際は、
政策の一貫性は官僚が担っていて
とりあえず反対を唱えていた野党も
与党になれば、そちらに与していく
ということになるんだろうけど、

だとすればなおさらバカバカしい。


「比較」は同じ土俵にないと無理なんで、
だからどうも、違う土俵にひっぱりこむことが
異なる政策を提出することであるかのような
「政策論議」には、ついていく気がなくなっちゃうんだけど、

なんで比較不能なものが「政策論議」として
世間でまかり通っちゃってるのか、
その辺は少し考えてみる価値がありそうだ。


もしかしたら、我々は普段から、実は、
「比較」というロジックを、
正当には行使していないのかもしれない。

研究者である僕自身、
対照群あるいは対照実験、という考え方が
ピンと来るまでちょっと時間がかかったし、

公になっている研究の中にさえ、対照群が不備だったり、
対照実験がなされていないものが実は散見される。
(それだけ対照群というのは設定が難しいもので、
対照群をいかに設定するかが実は
研究のポイントだったりする)


比較というロジックがなじんだりなじまなかったりする
思考の風土性については一度考えてみる必要があるな。


と、さして本気でもなく思ったりする昼下がり。


春だなァ

2008年3月10日月曜日

金子信雄に会いたい

なんか無性に金子信雄に会いたい。

四六時中あんなふうに顔をアシンメトリカルにするのは大変だろうな、
(もちろん実時間通りに演じてるわけじゃないのだけどついそう思ってしまう)
というあの憎々しげな顔で、とことん保身のことしか考えてない
セコイ「悪」を鑑賞して、「うぬー、どこまで姑息なんだ!!」と怒りたい。

仁義なきシリーズの時も顔をゆがめてたっけ?

覚えてない。

とにかく僕にとって金子信雄と言えば
日活アクションなんだっ!
(なんなんだ?)

2008年3月4日火曜日

言い過ぎはよくない

今回の大根はうまく炊けた。


下ゆでした後、
動物性のものと一緒に
表面をテリテリにするのも
もちろんいいのだけど、

大根の素性が良さげなときは、
鶏肉やアブラゲなどやや淡泊な
ダシっけ・アブラっけと一緒に
塩と、あと香りつけにちょっと醤油で
仕上げるのが好き。

(ふろふきのように、アブラっけ抜き、
というのはまだまだ寂しいお年頃)


大根というのは、周囲の味を取り込みつつ、
自身のうまみも周囲にしっかり返す、

派手さはないけど、飲み込みがよくて
しっかり働く頼もしい若者みたいなものなので、


あんまり言い過ぎてしまうのは
良くないと思うのですね。

ステレオの夜明け

貸したのかあげちゃったのか、
どっかにいっちゃってた
(ということをレコ屋でジャケ見て思い出し)
Nina SimoneのJazz As Played In An〜
を買ってきて聞いてる。


改めて、ひでぇ録音。
Ninaの声とピアノがほぼ左から、
バックがほぼ右から。

モノラルの方がまし。

このころはアンビエンスのために
一本たてるってことしなかったんだろうな。
まあステレオ初期のはこういうのが多い。


それはさておき、いいなぁ・・

楽器でいうと、チェロって感じの
音域とテクスチャを持つ声
シューマンの子供の情景を思い出す
コロコロとかわいらしいピアノ


これ聴きながらじゃないと眠れないの、
といって、Ninaを教えてくれた
クリちゃんは元気かな。
オガサワラさんも元気かな。