風邪をひいて、
というよりここのところの休みなし状態がややたたって、
一昨日で授業がおわったのを幸い、
昨日は朝からふせっていた。
卒研のみんな、ごめん。
こういうときって、心のタガか、身体のタガか、
どっちかがはずれて、思念がフワフワとあちこちに飛ぶ。
洗濯ばさみってよく出来てるなー
丸めた針金一本をバネにする構造って
誰が考えたんだろうー
ほわー
病床というのは人生レベルの啓示を受ける場所として有名だが。
洗濯ばさみかよ!
あーあ
病床の啓示としては、我々の業界では、
グスタフ・フェヒナーが精神物理学の着想を得たことが名高いし、
まさに物質と精神の関係に関するものであっただけに興味深い。
心か身体かどっちかのたががはずれる「逢魔が時」だけに。
精神物理学は「行動主義」の基礎をなす考え方であり、
その点で、フェヒナーは現実主義的、合理的思想の
持ち主のような印象を持たれることが多いのだが、
植物の意識の存在を主張したり、
むしろ神秘主義的なところがあって、
「精神物理学」という考え方がどうしてでてきたのか、
実はずっと興味があったのである。
(ドイツ語できないので全然調べようともしてないけど・・・)
彼の独自の植物観も、国立の古本屋の地下で、
植物に関する彼の著作をたまたま見かけたから知ったので、
翌日意を決して買いに行ったら忽然と消えていたし、
その後、一度もお目にかからないので、
確かな情報ではなく、やっぱり夢うつつだったのかもしれない。
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