2008年1月18日金曜日

物質と精神

風邪をひいて、
というよりここのところの休みなし状態がややたたって、
一昨日で授業がおわったのを幸い、
昨日は朝からふせっていた。
卒研のみんな、ごめん。

こういうときって、心のタガか、身体のタガか、
どっちかがはずれて、思念がフワフワとあちこちに飛ぶ。

洗濯ばさみってよく出来てるなー
丸めた針金一本をバネにする構造って
誰が考えたんだろうー

ほわー

病床というのは人生レベルの啓示を受ける場所として有名だが。

洗濯ばさみかよ!

あーあ

病床の啓示としては、我々の業界では、
グスタフ・フェヒナーが精神物理学の着想を得たことが名高いし、
まさに物質と精神の関係に関するものであっただけに興味深い。

心か身体かどっちかのたががはずれる「逢魔が時」だけに。

精神物理学は「行動主義」の基礎をなす考え方であり、
その点で、フェヒナーは現実主義的、合理的思想の
持ち主のような印象を持たれることが多いのだが、
植物の意識の存在を主張したり、
むしろ神秘主義的なところがあって、
「精神物理学」という考え方がどうしてでてきたのか、
実はずっと興味があったのである。
(ドイツ語できないので全然調べようともしてないけど・・・)

彼の独自の植物観も、国立の古本屋の地下で、
植物に関する彼の著作をたまたま見かけたから知ったので、
翌日意を決して買いに行ったら忽然と消えていたし、
その後、一度もお目にかからないので、
確かな情報ではなく、やっぱり夢うつつだったのかもしれない。

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