先日書いた彼が
引き合わせてくれたナガサキさんが、
(彼の人のアレンジは定評があるらしいのだが
その時も大変意気投合して、なにかとても
インスパイアされて帰ってきたのだけど、
最近ちょっとまずいことに酒の席のことを
あまり覚えていられなくて、
ここに書けないのがとても残念なのだが、
「時間」のことや音楽のアルゴリズムについて、
とてもふかーいことを話したのであった。
っていうかそんな気がするのだった。
今度あったときこないだ
なに話したんだっけって聞いとこう(笑))
昨年の県美術館のある展示のために制作した、
rainote08というファイル名の
音のファイルを送ってくれた。
音と音楽の中間の領域で響く
とても気持ちのよい音
並行している雨だれの系列を
rainnoteとする不変項=アルゴリズムは
なんなのかなぁ、とか、
(実際大部分はアルゴリズミックに作られたらしいのだが)
並行している系列をどのくらい増やしたら
ポツポツした雨だれじゃなくザーッと言う雨だれになり、
(「しとしと」と「ザー」の境目ではどのように響くのか)
またそれは、最初からホワイトノイズを使うのと
なんか違うのだろうか(加算と減算だね、)とか、
まあ言うたら(言葉にしてみたら)
そんな程度のことではあるけど、
とにかくそれらを聴いて確かめてみたいという、
ということは必ずしも言語的なものではないかもしれない、
雨の景色のように見通しのきかない
だけど広がりだけは感知できるような
「思考」をもドライブする音なのだった。
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